「海外でネットを使う方法や料金を知りたい」
「海外で携帯電話を使ったら、高額請求されるのではないか?」
ドコモユーザーの方で海外に行かれる方は上記のような疑問が出てくると思います。
この記事ではドコモの携帯電話を海外で使うためにはどんな契約が必要なのか?高額請求を避け、利用料金をできるだけ安く済ますにはどうすれば良いのか?といった点を中心に解説していきます。
また、2025年6月5日より提供開始となる新料金プラン「ドコモ MAX」と、既存プラン「eximo」「irumo」の『世界そのままギガ』との比較は、以下のボタンからすぐに確認できます。
Contents
ドコモのスマホを海外で使うにはWORLD WING・世界そのままギガ・世界ギガし放題の契約が必要
ドコモの携帯電話を海外で使うためには大前提として国際ローミングサービスである「WORLD WING」の契約が必要です。
ただしWORLD WINGだけではインターネット通信を「定額で」利用することはできません。
定額でインターネット通信を利用するためには別途「世界そのままギガ」というサービスの申込みをするか、「世界ギガし放題」というサービスを利用する必要があります。
ドコモを海外で使うために必要な契約
- WORLD WING
- 世界そのままギガ or 世界ギガし放題
1.2両方必要
WORLD WINGはドコモの国際ローミングを使うために必要
WORLD WINGとは海外でドコモの携帯電話を使うために必要な国際ローミングサービスのこと。WORLD WING自体、料金はかかりませんが事前に申込みが必要です。
WORLD WINGの契約が無いと、後述する「世界そのままギガ」も「世界ギガし放題」も利用はできません。なのでWORLD WINGは海外でドコモの携帯電話を使うための土台であると言えるでしょう。
海外でインターネット通信を利用する際は、「世界そのままギガ」か「世界ギガし放題」が関係してきますが、料金を安くしたい方やデータ無制限を必要としない方は、まずは世界そのままギガの申し込みを第一候補に入れてください。
WORLD WINGはドコモを初めて契約した際にそのまま加入した方もいるかもしれませんが加入していない場合、電話であれば「151」から、WebからはMy docomoから、あとはドコモショップで加入しましょう。
世界そのままギガのサービス内容・料金
料金と対象国
「世界そのままギガ」は日本国内で契約している料金プランのデータ量を海外でも使えるようにするサービスです。
例えばデータ容量の上限が7GBの料金プランの「ギガライト」を契約していた場合は、7GB分、ないしは日本国内で利用した分を引いた残りのデータ量を海外で使えるというわけです。もちろんテザリングも自由に使えます。
料金プランは国・地域によって大きく2つに分かれており、事前申し込みが必要となります。
※2025年5月25日時点の情報です。
※海外ローミングサービスの利用料金には消費税相当額は加算されません。
日本人観光客が多い国は、国・地域限定プランが利用可能
例えば日本人観光客が多いと言われている韓国やアメリカ合衆国などは「国・地域限定割プラン」の対象国となっています。
国・地域限定プランは1時間200円からの利用が可能で、24時間の利用は980円。最大30日間まで利用可能ですが、利用期間に応じて割引が適用されていくといった特徴を持ちます。
※2025年5月25日時点の情報です。
※海外ローミングサービスの利用料金には消費税相当額は加算されません。
対象国の例
アメリカ(本土・ハワイ・グアム)、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、ロシア、韓国、中国、台湾、香港、タイ、ベトナム、シンガポール、フィリピン、ドイツ、スペイン、ポルトガル、フランス、イタリア、イギリス、オーストリア、スイス
通常プランは1日あたり980円
国・地域限定プランが使えない国や地域は「通常プラン」を利用することになります。1時間200円、24時間980円である点と最大30日間まで利用することができる点は国・地域限定プランと同じ。
しかし国・地域限定プランと異なり、利用期間に応じて料金が割引されることはありません。2日間以上の利用は1日あたり980円が加算されていきます。
※2025年5月25日時点の情報です。
※海外ローミングサービスの利用料金には消費税相当額は加算されません。
通常プランの対象国は南米、中東、中央アジア、アフリカにある国が該当することが多いです。
ですがアルゼンチン、サウジアラビア、エジプトなどは国・地域限定プランの対象国となっています。なので「南米だから通常プラン」とは一概には言えませんので注意してください。
世界そのままギガを契約していれば高額請求にならない
世界そのままギガを契約すると、海外でのデータ利用は日本国内で契約している料金プランのデータ量以下に制限されます。
さらに後述する「ドコモ海外利用アプリ」からの「利用予約」または「利用開始操作」によってデータ通信が利用可能になり、かつ利用時間終了後は自動的にデータ通信はストップされます。
そのためよく耳にする「海外での高額請求」に関しては、世界そのままギガの契約さえしていればほぼ防ぐことが可能です。
上限は月に30GBまで
世界そのままギガは日本国内で契約している料金プランのデータ量を海外でも使えるようになるローミングサービスであることはお伝えしました。
しかし仮に5Gギガホプレミア(無制限)、eximo(無制限)などのデータ無制限プランを契約していたとしても、世界そのままギガで使えるデータ量の一ヶ月の上限は30GBと規定されています。
海外での利用データ量が30GBを超過すると、月末まで各料金プランで定められている通信速度に制限されます(例 eximoの場合は最大1Mbps)。

「ギガホ」(60GB)など2020年2月以前に提供開始された料金プランの場合は、月間利用可能データ量30GBの対象外です。
データ量が足りなくなれば日本国内同様「1GB追加オプション」などを申し込んでデータ量を追加することも可能。ですが1GBあたり1,100円(税込)もするので、データ量を追加して使う方法はあまりおすすめできません。
世界そのままギガの口コミ
2023年5月24日よりサービス開始となった世界そのままギガ。サービス開始から2年が経過しましたが、世界そのままギガの口コミをいくつかピックアップしたいと思います。
まずは世界そのままギガの良い口コミからです。
日本国内と同じように使えた
無事に成田空港に着きました🛬
皆様韓国でも配信ご視聴ありがとうございました
機内食もまぁまぁ美味しかった✨
今おしっこ我慢して内股状態😂
世界そのままギガプランもいいね、2日間国内と同じようにスマホが使えた👍
(引用:X)
1日あたり750円で使えた
今回スイス旅行で初めてドコモの世界そのままギガを使った、18日間で13500円、結構な額だが1日当たりでは750円、1日当たり実質容量無制限としては安い
ソフトバンクにも同様のプランあるが、長期間の割引きが無く割高
ローミングオンだけで使え簡単便利、おススメ
(引用:X)
1時間の利用で200円 短期滞在ならありかも!
NTTドコモの世界そのままギガというプランに入っていると、トルコは1時間200円、1日約746円でそのまま使えるらしい。マルタはホームページで調べたら980円らしい。
30ギガまで使えるなら、短期滞在ならありかも!
(引用:X)
良い口コミ内容からは、
- 日本国内と同じように使えた
- 長期間の割引が嬉しい
- 1時間単位で使えるのが便利
といった声があるようです。
国・地域限定プランの利用期間に応じて割引が適用されていくといった特徴や、1時間単位で使えるといった特徴は世界そのままギガのメリットであると言えるでしょう。
今度は悪い口コミを見てみましょう。
海外eSIMに比べると高い
HKDLでeSIMのairaloを使ってみた!アナハイムで使った事はあったけど香港は初。5GB(US$12)を購入して1.82GB余った!香港滞在は2.5日でWifiはほぼ使わず。最近はドコモの「世界そのままギガ」を使っててどっちが安いか検証だったんだけど、airaloのほうが安いから次からも使う😊ご参加までに❤️
(引用:X)
上限30GBじゃ足りない
なんだよ「世界そのままギガ」って
どんなプランなんだ
凄そうな名前なのに上限30GBなのな( ˘ω˘ )
(引用:X)
docomoの世界そのままギガという日本の契約(無制限)がそのまま海外でも使えるプランで最初の2〜3日は過ごしていたけど、国内海外合計30GB超えたため7月中は利用に制限が入っていた
8月になったら解除されるかと思ったけどされず、相変わらず電波難民
docomoに問い合わせたけど解決せず😭
(引用:X)
悪い口コミ内容からは、
- 海外eSIMより料金が高い
- 上限が30GBじゃ足りない
といった声が挙がっています。
詳しくは世界そのままギガとeSIMはどっちがおすすめ? にて解説しますが、料金重視の方は海外向けのeSIMの利用を検討した方が良いかもしれません。
世界そのままギガの使い方
世界そのままギガの使い方の手順は以下の通りです。
世界そのままギガの手順
- 世界そのままギガを申し込む
- ドコモ海外利用アプリダウンロード
- スマホのデータローミングをON
※上記の手順の前にWORLD WINGの契約を済ませておいてください。
1.世界そのままギガを申し込む
世界そのままギガを使うために、まずは事前に申し込みをしましょう。
電話であれば「151」から、WebからはMy docomoから、あとはドコモショップでも申し込みすることができます。
ちなみに世界そのままギガの申し込みをせずに海外に行き、スマホのデータローミングをONにすると「世界ギガし放題」のサービスが自動的に開始され(世界ギガし放題対象国の場合)、高額な料金が請求されてしまう可能性もあります。
2.ドコモ海外利用アプリをダウンロード
次に「ドコモ海外利用アプリ」(iPhone/Android)をダウンロードしましょう。
ドコモ海外利用アプリでは以下の内容を予約することができます。
- 渡航先(エリアと国・地域)
- 利用開始日時
- 利用終了日時
これらの内容を予約すると、予約可能なプラン(「国・地域限定プラン」か「通常プラン」)が確認できるので、問題なければ予約を完了させてください。

世界そのままギガのデータ通信は利用時間が終了すると自動的にストップします。
ただ世界そのままギガの利用にあたって、このドコモ海外利用アプリでの予約は必須ではありません。
海外現地に到着してから「使いたいタイミングで」利用を開始することも可能です。予約をしていなから料金が割高になるということもありませんので安心してください。
↑ドコモ海外利用アプリでの予約方法を映像で見たい方はチェック
スマホのデータローミングをON
海外現地に到着したらスマホの設定からデータローミングを「オン」にしましょう。
iOS(iPhone/iPad)のデータローミング設定
【iPhone】
- 「設定」を選択
- 「モバイル通信」を選択
- 「通信のオプション」を選択
- 「データローミング」を「オン」
Androidのデータローミング設定
※ 端末により操作方法は異なる場合があります。
【Android】
- ホーム画面で「アプリボタン」を選択
- 「設定」を選択
- 「ネットワークとインターネット」を選択
- 「モバイルネットワーク」を選択
- 「データローミング」を「オン」
- 注意画面が表示されるので「OK」を選択
以上、ここまでは世界そのままギガについて解説してきました。
世界そのままギガには日本で契約している料金プランのデータ量をそのまま使えるという手軽さがある一方、利用できるデータ量は月に30GBまでという制限もあります(2020年2月以前に提供開始された料金プランを除く)。
この制限を無くしたローミングサービスが次にご紹介する「世界ギガし放題」です。
世界ギガし放題のサービス内容
サービス内容は実にシンプル
「世界ギガし放題」は1日2,980円でデータ無制限が利用できるローミングサービスで、世界各国の幅広いエリアで利用することができます(対象国・地域はこちらからご確認ください)。
申し込みは不要で、海外現地にてデータローミングをオンにすれば自動的にデータ無制限が利用できるようになります。もちろんテザリングも無制限で利用できます。
データ量を気にせず使えることが世界ギガし放題の最大のメリットと言えるでしょう。
しかし料金が高すぎるのがネック
ですが、いかんせん料金が高すぎます。
1日の利用料が2,980円ですので、仮に5日間世界ギガし放題を使ったら14,900円も料金がかかってしまいます。
以下の画像は「世界そのままギガを契約したと思っていたがそうではなく、実は世界ギガし放題を4日間使っていたことになっていた」という方のポストですが、なかなか悲惨な状況になってしまっていますね。
「データ無制限を海外で使いたい」そう思われる方には海外eSIMの「Holafly」がおすすめです。
Holaflyは海外200以上の国・地域でデータ無制限が1日〜60日間利用できる海外eSIM。国によってはデータ無制限が何と1日990円で利用できます。
Holaflyの料金プラン例
- アメリカ
1日 990円 5日 2,300円など - 韓国
5日 3,090円など - 中国
1日 990円 5日 2,300円など - イタリア、フランス、ドイツなど
5日 3,090円など
データ無制限が気になる方は以下のHolaflyの口コミ・評判記事も参考にしてみてください。
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世界ギガし放題の使い方
世界ギガし放題の使い方はいたってシンプルです。
WORLD WINGを申し込み、海外現地でスマホのデータローミングをオンにすれば、自動的にデータ無制限が利用できます。
iOS(iPhone/iPad)のデータローミング設定
【iPhone】
- 「設定」を選択
- 「モバイル通信」を選択
- 「通信のオプション」を選択
- 「データローミング」を「オン」
Androidのデータローミング設定
※ 端末により操作方法は異なる場合があります。
【Android】
- ホーム画面で「アプリボタン」を選択
- 「設定」を選択
- 「ネットワークとインターネット」を選択
- 「モバイルネットワーク」を選択
- 「データローミング」を「オン」
- 注意画面が表示されるので「OK」を選択
ahamoの海外ローミングはお得?
世界そのままギガ、世界ギガし放題はドコモのメインブランドの料金プラン(ギガライト、5Gギガホプレミア、eximo、irumoなど)を契約している方向けの海外ローミングサービスで、ahamo契約者の方は利用することができません。
その代わりahamoの場合は何も契約する必要はなく、海外現地でスマホの設定からデータローミングをオンにすればデータ通信が利用できます。
ahamoの特徴
- 月額2,970円(税込)で30GBまで使える
- 申し込み不要
- 15日経過後は最大128kbps
- 対応国数は91カ国
ただしahamo大盛りは日本国内ではデータ容量は110GBですが、海外ローミングでは30GBまでしか使えないこと、データ量の追加購入はできないことなどには注意してください。
ahamoの海外ローミングの詳細については下記の記事で解説しています。
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ahamoと世界そのままギガ、世界ギガし放題との比較
毎月払う2,970円(税込)の基本料金だけでデータ量を最大30GBまで使えることを考えれば、ahamoは非常にコスパが良いサービスと言えるかもしれません。
ここで「ahamo」「世界そのままギガ」「世界ギガし放題」の海外ローミングサービスを比較してみましょう。世界そのままギガは国・地域限定割プランとしています。
ブランド | ahamo | 世界そのままギガ | 世界ギガし放題 |
料金 | 2,970円/月 | 1時間:200円 24時間:980円 2日間:1,780円 3日間:2,480円 15日間:11,280円 30日間:22,480円 |
2,980円/1日 |
データ量 | 30GB | ドコモの契約プランに 準ずる※1 |
無制限 |
利用可能日数 | 最大15日間 | 最大30日間 | 特に規定なし |
※1 データ無制限プランを契約していたとしても利用可能データ量は最大30GB。
3つのサービスを並べてみるとahamoのお得度がはっきりしますね。
15日以内の利用であればahamoを検討してみても良いですし、海外でのデータローミングのためにドコモの料金プランからahamoに変更するといった方法も考えられるでしょう。
ただし既にドコモで新規受付が終了した料金プランを契約している方は、その料金プランには二度と元に戻せなくなる点。
あるいは現在eximoやirumoを契約している方も2025年6月4日をもって両プランとも新規受付が終了するので今後はこれらの料金プランに戻すことができなくなる点。
この2点には注意しておいてください。
世界そのままギガとeSIMはどっちがおすすめ?
日本国内で契約している料金プランのデータ量をそのまま使える手軽さがあるドコモの世界そのままギガ。ですがコスパが高いことで最近急激に注目を集めてきている海外eSIMに比べるとその料金は高めであると言わざるをえません。
例えばアメリカに滞在してデータ通信を利用する場合にかかる料金の比較を世界そのままギガと海外eSIMの一社である「trifa」でしてみると以下のようになります。
世界そのままギガ | trifa | |
24時間 | 980円 | ー |
3日間 | 2,480円 | 1GB 790円 3GB 1,760円 |
7日間 | 5,280円 | 3GB 1,960円 5GB 2,720円 |
15日間 | 11,280円 | 3GB 2,360円 5GB 3,120円 |
30日間 | 22,480円 | 5GB 3,920円 10GB 5,300円 (31日間) |
利用データ量の違いもあるので一概には言えませんが、コスパの観点から言ったらtrifaに軍配が上がる可能性が高いでしょう。
契約自体も海外eSIMはWeb上で全て完結するものがほとんど。なので手間もかかりません。コスパ重視の方は海外eSIMも検討してみても良いと思います。
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2025年6月5日より提供開始となるドコモの新料金プラン「ドコモMAX」は、2025年9月以降~海外ローミングが30GBまで無料という特典を打ち出しています。
つまりドコモMAXを契約すれば、これまでの契約で必要だった「世界そのままギガ」の申し込みも不要になる※というわけです。
※.ドコモ MAXの2025年6月5日の提供開始時点では、「世界そのままギガ」の申し込みは必要で30ギガまで無料
ただし基本料金自体は現行のeximoよりも高くなっているため、ドコモMAXに変更するかどうかは実に悩ましいところ。
eximo | ドコモMAX | |
国内データ容量 | 1GB~無制限 | 1GB~無制限 |
基本料金 | 4,565円~7,315円※1 | 5,698円~8,448円※1 |
最大割引後 月額料金 |
2,178円~4,928円※2 | 2,398円~5,148円※2 |
海外ローミング データ容量上限 |
30GB※3 | 30GB※3 |
海外ローミングの追加料金 | 1時間 200円 24時間 980円〜 |
無料 |
世界そのままギガの申し込み | 必要 | 2025年6月~:必要 2025年9月~:不要 |
※1 1GB~データ無制限で段階性で料金が変動。
※2 「dカードお支払割」(▲187円/月)、「みんなドコモ割」(最大▲1,100円/月)、「『ドコモ光セット割』または『home 5G セット割』」(▲1,100円/月)の適用
※3 日本国内ではデータ無制限でも海外では30GBまでしか利用不可。30GB超えた後は最大速度1Mbpsに低速化する。
スポーツコンテンツ「DAZN for docomo」が無料で使える点などにも魅力を感じる方であればドコモMAXも検討してみても良いでしょう。
ただしeximoは2025年6月4日をもって新規受付が終了します。ドコモMAXに変更後「やっぱeximoの方が良い」と思ってもeximoに戻すことはできませんので注意してください。
世界そのままギガ よくある質問
世界そのままギガついてのよくある質問をまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
通話料金やSMS料金を知りたい
海外では電話の着信時にも料金がかかります。たとえばアメリカの場合だと着信後、1分あたりの通話料が175円もかかります。
ただし着信料は国・地域によって異なりますので、詳細はドコモホームページの「
対応エリア・通話料・通信料を調べる」からご確認ください。
SMSに関しては受信は無料で送信は国・地域に関係なく1通あたり100円です。
データ量は追加購入できるか?
データ量が足りなくなった場合、データ量の追加は日本国内同様「1GB追加オプション」を申し込めば1GBあたり1,100円(税込)で可能です。
高額請求にはならないか?
世界そのままギガを契約している限りは、データ通信が利用できるのは日本国内で契約している料金プランの上限以下となります。なので仕様上高額請求にはなりません。
ただし世界そのままギガや世界ギガし放題の対象外の国・地域というのも実は存在します。
対象外の国・地域
- バハマ
- ボリビア
- レバノン
- サントメプリンシペ
- ジブチ
- ジンバフェ
※2025年5月25日時点。
これらの国・地域に滞在している際、スマホのデータローミングがオンになっているとどうなるか?
定額ではなく、使ったら使った分だけ料金が請求される「従量制課金」につながり、「1.6円/KB(0.2円/パケット」のデータ通信料が請求されてしまいます。
こういった例外もありますので注意しましょう。
まとめ
この記事のまとめ
- WORLD WING+世界そのままギガ or 世界ギガし放題でデータ通信可能
- 世界そのままギガは日本で契約しているプランのデータ量をそのまま使える
- 世界ギガし放題は2,980円/1日でデータ無制限
- 世界そのままギガは「ドコモ海外利用アプリ」から利用開始
- コスパで考えたら海外eSIMの方が優れている
以上、この記事ではドコモのスマホを海外で使う方法、世界そのままギガや世界ギガし放題について解説してきました。
日本国内で契約している料金プランのデータ量をそのまま海外でも使える世界そのままギガは、使い方によっては料金を抑えられるかもしれません。
しかし一般的にはドコモのような通信キャリアが提供している海外ローミングサービスよりも、海外eSIM専門の通信会社の方がコスパに優れているプランを販売しているのも事実です。
世界そのままギガ、海外eSIM双方のサービスを比較してみてご自身にあったプランを利用して頂ければ幸いです。
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