国内と海外の両方で利用でき、プリペイド式のため、月額の基本料金0円で維持できるTrip WiFi(トリップWi-Fi)。
海外旅行にTrip WiFiを検討しているんだけど、「料金は安いのか」「使い勝手はどうなのか」気になっている方もいるでしょう。
この記事では、Trip WiFiの口コミ・評判と実際に私が利用した体験談からおすすめの人を解説します。
Trip WiFiは今までにない新しいモバイルWiFiサービスですが、それゆえにメリットだけじゃなくデメリットもあるので、しっかり購入前に確認しておきましょう。
ライター紹介
Kouto(こうと)
eSIMポータル 管理人
Contents
Trip WiFi(トリップWi-Fi)の概要(料金・端末・速度・エリア)
Trip WiFi(トリップWiFi)の基本情報 | |
対応国数 | 約100ヵ国 |
月額基本料金 | なし |
契約事務手数料 | なし |
解約違約金 | なし |
料金プラン(国内) | 1GB/500円(30日間) 3GB/980円(30日間) 7GB/1,980円(30日間) |
料金プラン(海外) | 1GB/500円~2,500円※(7日間) |
端末 | H01(ホワイト) |
端末代金 | 19,580円 |
運営会社 | ギミット株式会社 |
Trip WiFi(トリップWi-Fi)は、日本のギミット株式会社が提供する買い切り型のクラウドWiFiルーターです。国内と海外、どちらの滞在にも利用できます。
最初に、Trip WiFiの概要(料金・端末・速度・エリア)を解説していきましょう。
チャージ式でプリペイドのため、基本料金・事務手数料・解約違約金は無料
Trip WiFiは、端末買い切り型で初回に端末代金を19,580円で購入する必要があります。
その代わりに、Trip WiFiは、機器のレンタル料や月額基本料金はもちろん、事務手数料も解約違約金も不要です。
日本の国内キャリアであるWiMAXやドコモのポケット型WiFiは月額料金が発生しますが、Trip WiFiは必要な分のデータ量を前もって購入するプリペイド式のため、そもそも料金の仕組みが違います。
月額制のポケット型WiFiは、毎月決まった通信量をコンスタントに使いたい方におすすめです。一方、Trip WiFiは、使いたいときに使いたい分だけデータ量を利用したい方におすすめのサービスといえます。
Trip WiFiの端末はクラウドSIMのH01を採用
Trip WiFiで利用する端末は、レンタルではなく購入のため、貸し借りの手続きはありません。Trip WiFiの端末情報は下記のとおり。
Trip WiFi(H01)の端末情報 | |
端末画像 |
|
本体サイズ | 126mm×64mm×13mm |
重さ | 130g |
国内通信エリア | マルチキャリア (ドコモ・au・ソフトバンク) |
海外通信エリア | 対応国で提携する通信事業者のエリア |
通信速度 | 下り:150Mbps 上り:50Mbps |
連続通信時間 | 8~10時間 |
同時接続台数 | 10台(推奨5台) |
バッテリー容量 | 2.,700mAh |
充電ポート | USB 2.0 Type-C |
Trip WiFiは、H01(ホワイト)というクラウドSIMのモバイルルーター端末を採用。国内では、Fuji WiFiやゼウスWiFiが同じ機種の黒色を販売しています。
一度、19,580円で購入すれば自分の所有物になるので、レンタルWiFiのように郵送や窓口返却は必要ありません。
レンタルWiFiは、破損したり汚したり、紛失、返却の遅延などで高額な追加料金が発生しますが、Trip WiFiならそのような心配がなく、気兼ねなく利用可能です。
スマホアプリでチャージしてすぐに利用可能で便利
Trip WiFiの利用方法は専用アプリから、好きな分のデータプランを前もって購入するだけと至ってシンプル!
データプランのチャージ料金お支払いはクレジットカードのみのため、クレジットカードをお持ちでなければTrip WiFiは利用できません。
好きな時間や場所で使えるというのは、急に病院に入院したり、キャンプ場や海などWiFi環境がない場所にいったときに便利です。
Trip WiFiの料金プラン | 月額制のポケット型WiFiやレンタルWiFiと比較
この章では、Trip WiFiの料金プランについて解説します。
国内では月額制のポケット型の料金プランと比較して、Trip WiFiに優位性があるのか見ていきましょう。
海外向け通信サービスでは、未だに主流のレンタルWiFiと比較した料金が高いのか、安いのかを検証します。
日本国内の料金は30日間1GB・3GB・7GB
Trip WiFiの日本国内向けのチャージできる料金プランは下記の3つです。
Trip WiFiの国内向けチャージ料金 | |
1GB/30日間 | 500円 |
3GB/30日間 | 980円 |
7GB/30日間 | 1,980円 |
正直、パッと見ただけでは安いのか高いのか判断つかないと思いますので、月額制のポケット型WiFiと料金比較をしてみましょう。
比較対象は、月額制のポケット型でデータ無制限で使えるWiMAX、同じクラウドWiFiで人気の月額制プランがあるゼウスWiFiです。
Trip WiFi | WiMAX | ゼウスWiFi | |
月に1GBの利用 | 500円 | 4,268円 | 2,361円 |
月に3GBの利用 | 980円 | 4,268円 | 2,361円 |
月に7GBの利用 | 1,980円 | 4,268円 | 2,361円 |
月に14GBの利用 | 3,960円 | 4,268円 | 2,361円 |
月に20GBの利用 | 5,920円 | 4,268円 | 2,361円 |
月に70GBの利用 | 19,800円 | 4,268円 | 3,212円 |
月に7GBまでならTrip WiFi の方が安いですが、それ以上ギガを利用するとWiMAXやゼウスが安くなります。
また、Trip WiFiは70GBも使うと7GBプランの10倍の料金で単純計算19,800円になってしまうので、大容量データ通信をする方にはおすすめできません。
逆に、月に1~2回程度の単発で少ないデータ容量を利用するなら、Trip WiFiは月額制のポケット型よりも通信コストを大きく抑えられます。
海外料金プランは7日間1GBが500円から使える
(画像引用:トリップWiFi公式)
前章では、Trip WiFiの国内向けのプランを紹介しました。しかし、Trip WiFiは、主に海外へ行く頻度が高い方に向けたサービスです。
この章では、Trip WiFiの魅力が最大限に発揮できる海外向けの料金プランを紹介しましょう。
Trip WiFiの海外向けの料金は、5つのエリアで分かれており1GB/7日間の一つで非常にシンプル。どれも周遊プランで複数の国で利用できます。
料金プランは周遊エリアによって異なります。以下から確認したい料金プランを見てみましょう!
アジアの料金
Trip WiFiのアジア向けプランは下記の4つの周遊エリアに分けれています。
◆1GB/7日間/500円のアジアエリア
中国、香港、インドネシア、韓国、マレーシア、台湾、ベトナム
◆1GB/7日間/700円のアジアエリア
中国、香港、カンボジア、韓国、ラオス、フィリピン、マカオ、シンガポール、タイ
◆1GB/7日間/1,000円のアジアエリア
バーレーン、中国、香港、イスラエル、韓国、カザフスタン、スリランカ、ミャンマー、パキスタン、サウジアラビア
◆1GB/7日間/1,400円のアジアエリア
アラブ首長国連邦、バングラデシュ、中国、香港、インド、ヨルダン、韓国、モンゴル、ネパール、カタール
上記のように、中国と韓国とベトナムを周遊すると、同じ500円プランのエリアで可能のため、1GB/7日間/500円の支払いだけです。
ただし、別の料金のエリアの中国(500円エリア)、バーレーン(1,000円エリア)、インド(1,400円エリア)を跨いで周遊すると、それぞれのエリアのデータプラン購入が必要で、合計2,900円となります。
そのため、Trip WiFiは同じ料金エリアで周遊する方が安いです。
アメリカ・中南米の料金
Trip WiFiのアメリカ・中南米向けプランは下記の4つの周遊エリアに分けれています。
◆1GB/7日間/1,000円のアメリカ・中南米エリア
アメリカ、ハワイ、グアム、サイパン、パナマ、プエルトリコ
◆1GB/7日間/1,200円のアメリカ・中南米エリア
カナダ、メキシコ、コロンビア、ベネズエラ、ウルグアイ、ブラジル、アルゼンチン
◆1GB/7日間/1,900円のアメリカ・中南米エリア
ペルー、チリ、コスタリカ、ボリビア、エクアドル
◆1GB/7日間/2,500円のアメリカ・中南米エリア
ドミニカ共和国、グアテマラ、ニカラグア、エルサルバドル
上記のように、アメリカとハワイとグアムを周遊すると、同じ1,000円プランのエリアで可能のため、1GB/7日間/1,000円の支払いだけです。
ただし、別の料金のエリアのアメリカ(1,000円エリア)、カナダ(1,200円エリア)、ペルー(1,900円エリア)を跨いで周遊すると、それぞれのエリアのデータプラン購入が必要で、合計4,100円となります。
ヨーロッパの料金
Trip WiFiのヨーロッパ向けプランは下記の3つの周遊エリアに分けれています。
◆1GB/7日間/1,000円のヨーロッパエリア
フランス、イタリア、スペイン、イギリス、オランダ、ドイツ、ベルギー、スイス、オーストリア、チェコ、ロシア、ギリシャ、ハンガリー、ポーランド、デンマーク、フィンランド、スウェーデン、クロアチア、アイルランド、アイスランド、トルコ、ルーマニア、リトアニア、エストニア、ラトビア、ブルガリア、キプロス、スロバキア、スロベニア、ウクライナ、バチカン、モナコ、ポルトガル、サンマリノ、オーランド諸島
◆1GB/7日間/1,300円のヨーロッパエリア
ノルウェー、セルビア、ルクセンブルク、リヒテンシュタイン
◆1GB/7日間/1,700円のヨーロッパエリア
マルタ、アルバニア
上記のように、フランスとイタリアとスペインを周遊すると、同じ1,000円プランのエリアで可能のため、1GB/7日間/1,000円の支払いだけです。
ただし、別の料金のエリアのイタリア(1,000円エリア)、ノルウェー(1,300円エリア)、マルタ(1,700円エリア)を跨いで周遊すると、それぞれのエリアのデータプラン購入が必要で、合計4,000円となります。
オセアニアの料金
Trip WiFiのオセアニア地域のプランは下記の一つです。
◆1GB/7日間/1,100円のオセアニアエリア
オーストリア、ニュージーランド、フィジー
上記のように、オーストリアとニュージーランドとフィジーを周遊すると、同じエリアなので1GB/7日間/1,100円の支払いだけです。
アジアやヨーロッパ国を旅する場合は、該当する他エリアの料金プランからデータチャージが追加で必要になります。
アフリカの料金
Trip WiFiのアフリカ向けプランは下記の3つの周遊エリアに分けれています。
◆1GB/7日間/1,000円のアフリカエリア
エジプト、ケニア、モロッコ、西サハラ
◆1GB/7日間/1,200円のアフリカエリア
南アフリカ、ガーナ、アルジェリア、ザンビア
◆1GB/7日間/2,500円のアフリカエリア
モーリシャス、ナイジェリア、チュニジア、タンザニア、アンゴラ
上記のように、エジプトとケニアとモロッコを周遊すると、同じ1,000円プランのエリアで可能のため、1GB/7日間/1,000円の支払いだけです。
ただし、別の料金のエリアのエジプト(1,000円エリア)、南アフリカ(1,200円エリア)、モーリシャス(2,500円エリア)を跨いで周遊すると、それぞれのエリアのデータプラン購入が必要で、合計4,700円となります。
結論、Trip WiFiは、同じ料金エリアの国を周遊すればするほど安く使えるということです。
続いて、海外旅行で主要なレンタルWiFiとTrip WiFiを料金比較してみましょう。
海外レンタルWiFiとTrip WiFiを料金比較
海外旅行では短期で利用できるレンタルWiFiが未だに人気です。端末を購入するTrip WiFiとは、どう違うのか比較してみましょう。
サービスの比較対象は、7年連続で海外レンタルWiFiの利用者数1位のグローバルWiFiと、CMで話題になったイモトのWiFiです。
利用料金 | Trip WiFi | グローバルWiFi | イモトのWiFi |
韓国と台湾 | 1GB/500円(7日間) | 300MB/日/1,056円※1 7日間→7,392円 (2.1GB利用可) |
500MB/日/1,580円 7日間→11,060円 (3.5GB利用可) |
タイとベトナム | 1GB/500円+1GB/700円 →2GB/1,200円(7日間) |
300MB/日/1,184円※1 7日間→8,288円 (2.1GB利用可) |
500MB/日/1,580円 7日間→11,060円 (3.5GB利用可) |
フランスと イタリア |
1GB/1,000円(7日間) | 300MB/日/1,184円※1 7日間→8,288円 (2.1GB利用可) |
500MB/日/1,880円 7日間→13,160円 (3.5GB利用可) |
アメリカと ハワイ |
1GB/1,000円(7日間) | 300MB/日/776円※1 7日間→5,432円 (2.1GB利用可) |
500MB/日/1,680円 7日間→11,760円 (3.5GB利用可) |
※1 4G高速プランの場合
上記のようにTrip WiFiは主要な観光地なら1GB/500円~1,000円で利用できるため、海外レンタルWiFiと比較してギガ単価はとても安いです。
レンタルWiFiのなかでも最安クラスのグローバルWiFiと比較しても、1週間の利用料金は大きく違うことが分かります。CMで話題になったイモトのレンタルWiFiは非常に高い料金設計です。
しかし、Trip WiFiは端末代金が別途19,580円かかるため、1回限りの海外旅行であればレンタルWiFiの選択肢をとるほうが良いでしょう。
ポイント
- 年に海外へ複数回行くなら!
→Trip WiFiがおすすめ - 1回限りの短期旅行なら!
→レンタルWiFiがおすすめ
\ 周遊・トランジット追加料金なし /
✓ ワンコイン500円からいつでもチャージ可
Trip WiFiの口コミ・評判
この章では、Trip WiFi利用者のリアルな口コミ・評判を紹介していきます。
Trip WiFiの良い評判・悪い評判をどちらも知ることで、購入後の後悔をなくしましょう。
良い評判・口コミ
Trip WiFiの良い口コミは以下のとおりです。
良い口コミ①空港でレンタルしなくてよいので便利
以前購入したポケットWi-Fiより接続が快適でタッチパネルも問題ないです。
海外でも使えるので空港でレンタルしなくて済むので便利です引用:楽天市場
良い口コミ②WiFiのない場所に行くときに重宝する
WIFI の無い実家に帰省する時に重宝しました。
引用:楽天市場
良い口コミ③担当の女性が一生懸命対応してくれた
2台のスマホにアプリを入れた時に、設定とひも付けをちぐはぐにしてしまっていたせいで使用開始できず、発行会社に問い合わせをしたところ、担当の若い女性の方が1日かけて一生懸命対応して下さいました。
基本料金がないので、使いたい時だけプランを購入して使うというシステムはとても合理的だと思います。
キャリアを選ばず、その時最適な電波を探してくれるので、繋がりにくいということがありません。
ポケットWifiでは最強ではないかと思います。引用:楽天市場
Trip WiFiの良い口コミでは、チャージしてすぐインターネットに繋がるので、レンタルWiFiよりも手軽に使えるという声が多かったです!
悪い評判・口コミ
Trip WiFiの悪い口コミは以下のとおりです。
悪い口コミ①プランを購入したのに繋がらない
良い商品を見つけた!と思って購入したのですが、プランを購入したのにインターネット未接続になるのでiPhoneと本体を再起動してもインターネットに繋がらないままです。
高い買い物…そしてゴミになりました。引用:楽天市場
悪い口コミ②動画の視聴用には不向き
2.3ヶ月に一度Wi-Fi環境のない実家に帰るために購入しました。毎回レンタルする手間はなくて助かりますが、最大の7ギカでは動画4時間位なのでやっぱり残ギガ気にしながら動画見る形になるので、無制限のレンタルの方が良かったのかなと思いました。動画を主に使用する方にはおすすめできません。
最大ギガをもう少し20ギガ位に増やしてほしいです。引用:楽天市場
悪い口コミ③あっという間にパケットを使うため緊急用に使う
本体価格のみで通信費はもちろん別、面倒な手続きはふようですぐ使えました。が一番安い500円のプランではあっという間にパケットを使い果たしてしまいました。緊急用に使います
引用:楽天市場
Trip WiFiの悪い口コミでは、データ少量プランしかないことが不便という声が多かったです!
特に、海外では1GB/7日間/500円のプランしかないため、大容量の動画視聴には向いていません。
Trip WiFiのメリット
Trip WiFiの特徴と口コミ・評判からメリットを明らかにしていきましょう。
当サイトでは、Trip WiFiのメリットを下記の4つにまとめました。
Trip WiFiのメリット
- ネットが使いたいときにすぐ使える
- クラウドSIMのため世界105ヵ国で繋がりやすい電波を自動選択できる
- 人気観光国を500円~周遊できる
- VPN付帯で中国の金盾を突破できる
インターネットが使いたいときにすぐ使えるモバイルルーター
Trip WiFiは、端末を購入して完全に自分の所有物にできるため、WiFiルーターの貸し借り手続きがありません。
海外旅行前はドタバタしているので、空港で無駄な時間は使わなくて済むのは精神的なストレスから解放されます。帰国後は身体的に疲れているはずので、返却する手間がないのはとっても嬉しいのではないでしょうか。
Trip WiFiは、万が一の海外出張や、国内でも緊急入院してWiFiを病院で利用する場合に1台持っておくと、インターネットを使いたときにすぐ使えて便利でしょう!
クラウドSIMのため世界105ヵ国で繋がりやすい電波を自動選択する
(画像引用:NTTフレッツ光)
Trip WiFiは、世界105ヵ国に対応のクラウドSIMを搭載しているため、どの場所にいても繋がりやすい通信事業者の電波を自動選択して、インターネットに接続してくれます。
SIMの入れ替えや、国ごとのAPN設定も不要なため、海外旅行で複数の国を周遊するときに相性がよいです。
自分で好きな電波を選択することはできませんが、エリアに強い通信事業者を勝手に選択してくれるのは、海外でのインターネット利用に慣れていない方にとっては安心といえるでしょう!
人気観光国を500円~周遊できる
Trip WiFiは、1GB/500円(7日間有効)のデータプランで日本人に人気の観光国を周遊可能です。
アジアは、韓国や台湾、中国などが500円エリアの対象で1GB使い切るまでは国を跨いでもそのまま使い続けられます。
海外レンタルWiFiと比較しても、1GBあたりのコスパは圧倒的に安くなっているため、年に何回も海外旅行に行くなら端末購入してしまった方が長期的にみて安上がりです。
VPN付帯で中国の金盾を突破できる| 日本のSNSも利用可
中国は、金盾(グレートファイヤウォール)という政府のインターネット規制が激しい国です。通常、日本やアメリカの諸外国のオンラインサービスが中国国内では利用できません。
中国でFacebookやインスタグラム、XなどのSNSなどを利用したい場合は、別途、VPNという通信暗号化サービスが必要です。
VPNを契約すると短期なら1,000円~2,000円ほどかかりますが、Trip WiFiは中国で使えるVPNが無料でついているので金盾を突破できます。
Trip WiFiのデメリット
口コミ・評判からわかるTrip WiFiのデメリットを見ていきましょう。
Trip WiFiのデメリットも4つ以下にまとめました。
Trip WiFiのデメリット
- 端末代がかかるので、短期単発の海外旅行ならレンタルWiFiの方が安い
- 海外ではデータ少量プランしかない
- クラウドWiFiのため、通信品質・速度は環境に左右される
- 端末保証のオプションサービスはない
端末代がかかるので短期単発の海外旅行ならレンタルWiFiの方が安い
Trip WiFiは、最初に19,580円の端末代が絶対にかかります。
年に何度も海外旅行に行ったり、国内でも車載用のWiFiや緊急時のWiFiとして活躍の機会があれば持っておいて損はありません。
しかし、1週間程度の海外旅行だけならレンタルWiFiでその期間だけ借りれば十分です。一度の海外旅行のためだけに、Trip WiFiを購入するのは高い買い物になってしまいます。
海外ではデータ少量プランしかない
Trip WiFiの国内向けプランは1GB/500円、3GB/980円、7GB/1,980円から選択できますが、海外向けプランは1GB/500円(7日間)しかありません。
海外のWiFiがない環境で、動画やゲームをして大容量のデータ通信をする方には全然足らず、繰り返しチャージをすると高額になってしまうでしょう。
実際に海外でどのくらいのギガを利用するかは、下記の通信容量の目安を参考にしてください。
300MB/日 | 500MB/日 | 1GB/日 | |
WEBページ閲覧 | 370ページ | 750ページ | 1400ページ |
MAP閲覧 | 40分 | 1時間30分 | 2時間50分 |
メール | 120通 | 240通 | 470通 |
LINEトーク | 7500通 | 15000通 | 28000通 |
LINE音声通話 | 5時間 | 10時間 | 18時間40分 |
インスタグラム投稿 | 20回 | 40回 | 75回 |
YouTube(480p) | 30分 | 60分 | 113分 |
海外旅行ではナビや乗り換え案内を見るだけなど、1GBでも余裕な場合もありますが上時期、通信量は人によります。
データ無制限・大容量プランで海外でもインターネットを利用したいなら、Trip WiFiはおすすめできません。
クラウドSIMのため通信速度は速くない
Trip WiFiはクラウドSIM搭載のモバイルルーターを採用しており、物理型のSIMカードは入っていません。
エリアによって最適な通信事業者の電波を送受信して、海外でもインターネットに接続できるのはとても便利なメリットです。
しかし、クラウドSIMの最大通信度は下り150Mbps、上り50Mbpsのため、速くはなく時間帯やエリアによっては遅い場合もあります。大容量のオンラインゲームや4K・8Kなどの高画質動画視聴にはおすすめできません。
端末保証のオプションサービスはない
通常、モバイルWiFiサービスは月額500円程度で端末保険オプションの加入可否が選べます。
しかし、Trip WiFiは端末保険オプションの提供がなく、1年間のメーカー保証のみです。
ちょっとした故障なら5000円~6,000円くらいですが、自分で破損や水濡れを起こしてしまうと、万越えの高額な修理代金が発生する可能性があるので気をつけましょう。
\ 周遊・トランジット追加料金なし /
✓ ワンコイン500円からいつでもチャージ可
実際にTrip WiFiを使ってみた
この章では、当サイトで実際にTrip WiFiを使ってみた体験談を紹介します。
上記の画像は、Trip WiFiのパッケージ箱の裏面に書かれた利用方法です。とても分かりやすい解説で、これを見ればすぐに設定できるのではないでしょうか。
では実際の使い方を写真とともに見ていきましょう。
Trip WiFiの同梱物・付属品
パッケージなかには写真のアイテム4点が入っています。
箱の内容物・同梱・付属品
- Trip WiFi本体
- 取扱説明書
- Type-Cケーブル
- PIN
正直、取扱説明書は字が細かく見辛いですが、箱の裏面に書かれた簡易説明書で十分でしょう。
充電ポートはType-Cなので、充電ケーブルが入っています、
Trip WiFiはSIMフリーなのでSIMのPINも入っていますが、通常はクラウドSIMのため、SIMなしで利用可能です。特殊な使い方をしない限り、SIMピンは出番はないでしょう。
もし、物理SIMカードを入れて利用したい方はnanoSIMのスロットを開けて挿入してください。
お手持ちのスマホに専用アプリをインストール
Trip WiFiの端末を操作してQRコードを表示し、スマホで読み込むとアプリをインストールできます。
ちなみに、下記のリンクからもインストール可能です。
TripWiFi
GIMMIT INC.無料posted withアプリーチ
お好きな方法でアプリをインストールしたら起動しましょう。
アプリでアカウント登録して端末設定する
Trip WiFiのアプリを立ち上げてアカウント登録をしたら、「Trip WiFiを登録する」からデバイスのQRコードを表示させてスキャンします。 |
スキャンが完了したら、IMEI(製造番号)が読み込まれるので、確定を押ればデバイスの登録完了です。
料金プランを購入してデータチャージしよう
アプリからお好きなデータプランを購入してデータチャージしましょう。お支払いはクレジットカード決済のみになります。 |
アプリ画面で、電波が立てば利用開始です。 |
ポイント
Trip WiFiはクラウドSIMのWiFiルーターのため、データプラン購入後に利用開始になるまで3分程時間がかかりました。もし時間が経っても、電波が立たない場合は一度電源を再起動してみるとよいでしょう。
まとめ | TripWiFiがおすすめの人
Trip WiFiがおすすめの人
- 海外レンタルWiFiの貸し借りが面倒
- 年に複数回、海外に行く
- 海外出張の用事が急に入る
- 中国に行く頻度が高い
この記事では、今までにない国内海外で二刀流のプリペイド式モバイルルーターのTrip WiFiを紹介しました!
正直、1年に1回、海外に行く程度で使うなら、海外用レンタルWiFiで十分です。
Trip WiFiは、海外と国内を行き来したり、急な渡航で常にすぐ使えるWiFiが欲しい方向けといえます。
もし、海外旅行でレンタルWiFiの貸し借りが面倒になっている方には、海外のインターネット接続をワンタッチで実現できるTrip WiFiがおすすめです!
\ 周遊・トランジット追加料金なし /
✓ ワンコイン500円からいつでもチャージ可
よくある質問
Trip WIFiについてよくある質問をまとめました。Trip WiFiの購入を検討している方はご確認ください。
Trip WiFiに別のSIMカードを挿して利用することは可能ですか?
Trip WiFiの端末は、SIMフリーモデルなのでに別のSIMカードを挿して利用することは可能です。
ご利用する際は以下のバンド(周波数帯)に対応する通信事業者のSIMを利用しましょう。動作保証はされていないのでご注意ください。
Trip WiFiの周波数帯
LTE-FDD Band 1/2/3/4/5/7/8/9/12/13/17/18/19/20/26/28
LTE-TDD Band B34/38/39/40/41(120M)
WCDMA Band 1/2/4/5/8
GSM 850/900/1800/1900MHz
複数のアカウントで1台のTrip WiFiを利用できるか?
複数のアカウントで1台のTrip WiFiを利用できます。
お支払いはクレジットカードのみですか?
Trip WiFiの本体代金はクレジットカード、もしくは代金引換で購入できます。
ただし、データプランのお支払いはクレジットカードのみになるため、クレジットカードをお持ちでないとTrip WiFiは使えません。
端末が故障したら修理(アフターサポート)はどうなりますか?
Trip WiFiが故障した場合は下記の問い合わせ窓口に連絡しましょう。
お問い合わせ先 | ギミット株式会社 |
info@tripwifi.jp | |
国際電話 | +8150-5358-5834 |
国内電話 | 050-5358-5834 |
住所 | 大阪府大阪市北区鶴野町1番9号 梅田ゲートタワー |
問い合わせの際は以下の情報が必要になります。
- Trip WiFiのIMEI番号、またはWiFiアカウント名
- Trip WiFiの所在地(国・地域)、周辺環境状況
- トラブルが発生した時間
Trip WiFiに通信制限はありますか?
Trip WiFiはデータプラン買い切り型なので、月間の通信制限、3日間で10ギガ制限などはありません。
5G通信はできますか?
Trip WiFiでは5G通信はできません。
これ以外にもライフスタイルに役立つスマホアプリの記事を沢山書いています。
こちらもCHECK
-
海外旅行におすすめ!プリペイドeSIMアプリ11選の評判を調査して比較解説
海外用のプリペイドeSIMは最短3~5分程で開通できる手軽さと、スマホ設定だけで利用できる便利さがあります。 海外旅行は準備するものが多く、荷物も沢山で意外と大変です。 日本にいる間に準備ができて、手 ...
続きを見る
こちらもCHECK
-
電話番号付きは必要?韓国旅行はWiFiとSIM・eSIMどっち?【2024年】
悩む人 韓国に行くんだけど、スマホのインターネット接続どうしよう...現地のWi-Fiは使えるのかな?それとも日本でSIMやレンタルWiFiを準備していった方がよい?韓国でお店を予約するとき電話番号が ...
続きを見る