2023年にアメリカで発売されたiPhone15シリーズはSIMスロットがなく、eSIMオンリーになっていて度肝を抜かれた方も多いかもしれません。
日本でも、eSIMは現在スマホ通信を使う上で便利な技術として認知され始めました。
この記事では、eSIMを利用したい方に向けて、お使いの機種がeSIM対応かどうか確認する方法を解説します。
YouTubeのショート動画でも解説しているので、短い映像で確認したい方は以下の動画からチェックできます!
↑30秒で利用中のスマホがeSIM対応かどうか確認する
この記事も3分で読めるので、ぜひ合わせてご確認ください!
ライター紹介
Kouto(こうと)
eSIMポータル 管理人
スマホがeSIM対応かどうか確認するのにはEIDが必要
eSIMプロファイルを読み込むスマホ内部に搭載されたeSIMチップには、各スマホで別々のEID※という識別番号が割り振られています。
利用中のiPhone・AndroidがeSIM対応かどうか確認するには、「EID」があるかスマホで確認しましょう。
EID
EIDとはeSIMの識別番号32桁であり、スマホの個体別に異なります。工場出荷時にスマホ内部のeSIMチップに定められているため、偽造はほぼ不可能といえます。
iPhone・AndroidでEIDを確認する方法
EIDの確認方法で一番簡単なのはiPhone・Androidのデフォルト電話アプリで「*#06#」に発信することです。
eSIM対応スマホなら、発信すると「EID(32桁のeSIM識別番号)」が表示されるでしょう。EIDが確認できれば、国内海外問わずeSIMを利用できます。
よくある質問
利用中のiPhone・AndroidがeSIM対応かどうか確認する上で、よくある質問をまとめました。
補足情報としてぜひ参考にしてください。
iPhoneの設定アプリからEIDを確認する方法は?
iPhoneの設定アプリからでもEIDの確認が可能です。以下の手順でeSIM対応かどうか調べましょう。
設定アプリから「一般」→「情報」→「EID」というeSIM識別番号32桁の記載があればeSIM対応のiPhoneです。 |
Androidの設定アプリからEIDを確認する方法は?
Androidの設定アプリからでもEIDの確認が可能です。以下の手順でeSIM対応かどうか調べましょう。
上記はPixel 6aでの確認方法です。「デバイス情報」→「SIMのステータス」→「EID」というeSIM識別番号32桁の記載があればeSIM対応のスマホです。 |
中国で発売されているiPhoneはeSIM対応ですか?
中国で発売されているiPhoneシリーズはeSIMを搭載していません。
また、日本国内で発売されたeSIM対応のiPhoneを使って中国国内でインターネット接続することは可能です。中国に対応したeSIMデータプランを日本国内で購入しておきましょう。
まず、かんたんにeSIMチップとは何かから解説しましょう。
eSIMをスマホで認識する仕組みは?
(画像引用:ソラコムモバイル公式ブログ)
eSIM(Embedded SIM)は埋め込み型のSIMです。利用するにはeSIMをスマホで認識する必要があります。
eSIM対応のスマホであれば、eSIMチップ(モジュール部品)を内臓しており、eSIMのプロファイルをeSIMチップにインストール(アクティベート)することで基地局と通信可能になります。
まとめ
この記事ではお使いのスマホがeSIM対応かどうか調べる方法を解説しました。
当サイトでは海外旅行におすすめのeSIMサービスも紹介しています。ぜひ、eSIM対応のスマホがあれば海外旅行で快適にインターネットが利用できるため、合わせてチェックしてみてください!
これ以外にもライフスタイルに役立つスマホアプリの記事を沢山書いています。
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