利用者満足度96%、年間2万人以上が利用している話題のeSIM「TRAVeSIM」。2025年3月にはプランもリニューアルされていて、周遊プランだけでなく単国プランも新たに登場しました。
そのためTRAVeSIMは、海外旅行や出張で使える選択肢が広がっています。
この記事では、そんなTRAVeSIMの料金プランや実際の口コミ、メリット・デメリット、そして他社サービスとの比較まで、気になるポイントをまとめました。
「どのプランを選べばいいかわからない…」という人でも安心。使い方に合わせて、ぴったりのプランが見つかるはずです。
次の旅行に向けて、ストレスのない通信環境を準備しておきましょう!
Contents
TRAVeSIM(トラベシム)の概要
(画像引用:TRAVeSIM公式)
TRAVeSIMの基本情報 |
||
料金 | 1GB/7日間/500円~ | |
対応カ国 | 140カ国 | |
運営会社 | BerryMobile Co., Ltd | |
お支払い方法 | クレジットカード(Visa/Master/JCB) | |
お問い合わせ方法 | 電話/問い合わせフォーム/LINE | |
対応時間 | 24時間(LINEのみ日本時間12:30~20:30) | |
テザリング | 〇 | |
アプリ | 非対応 | |
音声通話 | 非対応 |
まずは、TRAVeSIMの基本情報を見ていきましょう。
TRAVeSIMは問い合わせの方法が整っており、購入前後の不安を解消してくれます。
電話に関しては日本語で24時間、LINEは日本時間の12時30分から20時30分まで受付しています。
テザリングにも対応しているので、スマートフォンの通信をタブレットやパソコンに共有することもできます。外出先での作業はもちろん、旅行中に家族や友人とネットを使いたいときにも便利です。
このようにサポートが手厚く、使い勝手のいい仕様がそろっているため、初めてeSIMを使う人にも安心しておすすめできるサービスです。
RAVeSIMの基本情報
TRAVeSIMの料金プラン |
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プラン | 単国 | アジア | ヨーロッパ | 北米 | 南米 | アフリカ | オセアニア | 全世界 |
対応国 | 計140か国 | 18か国 | 42か国 | 3か国 | 17か国 | 36か国 | 8か国 | 140か国 |
おすすめ地域 | 全世界 | 東南アジア、韓国、台湾 | ヨーロッパ | アメリカ、カナダ、メキシコ | 中南米 | アフリカ | オーストラリアとニュージーランド、南太平洋の島々 | 全世界 |
最低料金 | 1GB/7日間/500円 | 1GB/7日間/500円 | 500MB/3日間/450円 | 1GB/7日間/970円 | 1GB/7日間/2,250円 | 1GB/30日間/4,050円 | 1GB/7日間/670円 | 1GB/7日間/1,350円 |
データ容量 | 1GB~100GB | 1GB~100GB | 500MB~100GB | 1GB~10GB | 1GB~5GB | 1GB~3GB | 1GB~20GB | 1GB~20GB |
※データ容量超過時は利用不可となり、再購入が必要です。
TRAVeSIMは大きく分けて「単国プラン」、「周遊プラン」にわけられており、旅行先や利用目的に合わせて選択できます。140カ国以上に対応しており、世界中で使えるため、海外旅行や出張など、あらゆるシーンで大変便利です。
1GB/7日間/500円~自分に合ったプランを選べるので、旅行やビジネスでの利用時にも快適に通信が可能。自分にぴったりのeSIMを選べば、手間なくスムーズにインターネットが利用でき、海外滞在中のストレスを軽減します。
TRAVeSIMの魅力は、それだけではありません。特に周遊プランの種類が豊富なので、数か国を訪れる旅行や出張を予定している方にはぴったり。国ごとにSIMやプランを切り替える必要がなく、そのままスムーズに使えるのは大きなメリットです。
また「eSIMを購入→eSIMの設定→データローミングをON」これを一度でも済ませば、各国で何か設定をすることなくデータ通信を利用できます。
複数の国を周遊したい方にこそ使って欲しい海外eSIM、それがTRAVeSIMなのです。
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eSIMとSIMカードの違い
TRAVeSIMが提供しているものは海外用のeSIMですが、この「eSIM」とはそもそも何なのか?かんたんに解説します。
eSIMの正式名称はEmbedded SIM(組み込み型のSIM)。「SIM」とはスマートフォンに抜き差しできるICチップで、通話やインターネットを利用するために必要なものです。
携帯ショップで機種変更した時にSIM(SIMカード)を目にしたことがある方もいらっしゃると思いますが、ようは抜き差しして使うものです。
一方、eSIMとはスマートフォン上に予め埋め込まれたSIMなので抜き差しすることはできません。その代わり、インターネット回線経由でSIMの情報を書き換えることができます。
この特徴がeSIMにあるからこそ、TRAVeSIMなどの通信会社は店舗に出向いて何かを受け取ってもらう手間を利用者に求めることなく、サービスを提供可能です。
eSIMの利用にはお持ちのスマホがeSIM対応機種の必要があります。自分のスマホがeSIMに対応しているかは、下記の記事をご確認ください。
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TRAVeSIM運営会社の概要
TRAVeSIMを運営している会社はタイに在住する日本人向けにモバイルサービスを提供しているBerry Mobile Co.,Ltd.です。
Berry Mobile Co.,Ltd.はTRAVeSIMの他にも「ベリーモバイル」というブランドで月額制の携帯電話サービスや、Wi-Fiのレンタルサービスも提供しています。
会社概要は、下記の通りです。
TRAVeSIM運営会社の概要 | |
会社名 | BerryMobile Co., Ltd. |
代表取締役 | 伊藤 大己 |
本社所在地 | 689 Bhiraj Tower at Emquartier, 20th Floor Room No. 2003 Sukhumvit Road, Klongtonnua Wattana, Bangkok 10110 |
従業員数 | 42名 (日本人 17名、タイ人25名) |
設立 | 2008年9月 |
公式HP | BerryMobile Co., Ltd. |
TRAVeSIMは日本語対応のコールセンターを24時間用意していますが、これが実現できているのも日本人スタッフを多く抱えているからなのかもしれません。
TRAVeSIMの良い評判・口コミ
TRAVeSIMに関する良い評判・口コミをご紹介します。
ノーストレスですぐに使えた!不明点も日本語で対応してくれる
今回の旅行は以前PRしたTRAVeSIMを利用。出発30分前にスタバでオンライン購入。すぐにアクティベート出来るから本当に便利。不明点があればLINEでヘルプデスクにも繋がるし、日本語でスクショ交えて丁寧に説明してくれる。韓国入ってすぐに使えて空港からネット繋がるから超絶良かった。SIM探ししなくて良いのが、こんなにノーストレスなんて。時代は eSIM。
ルーターのように持ち運びや充電のストレスも無く、SIMのように入れ替えも不用。
購入→アクティベート→利用可能
簡単すぎる!
全部スマホ一つで出来るから、効率よく旅行できてお勧めしかない。リプ欄に詳しく書いた!
(引用:X)
シンガポール、スリランカ、色んな国で全く問題なく使えた!
eSIM、私はTRAVeSIMのアジアプランにしたけど、シンガポール、チェンナイ、ティルチラパッリ、タンジャーヴール、マドゥライ、スリランカ…で全く問題なく使えたので良かった
現地で有効化するの怖かったので(フリーWi-Fiに繋げないとか見かけた) 日本で有効化できるのありがたかったな(引用:X)
スリランカで使い設定も通信も問題なし
スリランカでeSIM3種試したので報告
Saily:遅く、Uberタクシーも呼べない。安いのでテキスト送受信程度しか利用しないならアリ?
gigago:初期設定やや戸惑ったもののDialogという大手通信事業者の回線でありその後は安定
TRAVeSIM:初期設定すんなり、その後の通信も問題なし。YouTube視聴も可能
(引用:X)
アジア周遊で1週間程度ならTRAVeSIMが安い!
参考にさせてもらってます!
アジア周遊で1週間程度ならTRAVesim安いです!(引用:X)
良い評判・口コミ内容からは、
- 日本語のサポート体制が充実している
- (対応国であれば)全く問題なく使えた
- アジア周遊にピッタリ
といった声があるようです。
流石、日本人向けのモバイルサービスを提供している通信事業者なだけあって日本語でのサポートが充実しているようですね。
料金面では、特にアジア周遊プランのコストパフォーマンスに満足している声が多く見られました。この理由については、後述の「他社eSIMサービスとTRAVeSIM(トラベシム)の比較」で詳しくご紹介していますので、ぜひそちらもご覧ください。
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TRAVeSIMの悪い評判・口コミ
TRAVeSIMに関する悪い評判・口コミをご紹介します。
期間やデータ容量のバリエーションが少ない。
今回、ベトナムとカンボジアを回って、eSIM、前半はtravesimというのを使い、途中、sailyというのを試し、そのあとnomad simと契約した(どうもnomadはふたつあるみたい。あたしが契約したのは日本の会社じゃなくこっちhttps://getnomad.app/ja/vietnam-eSIM)。結果的にはsailyはちょっと使えず。というのもベトナムでは弱小のvietnamobileと提携してて、ちと使えんかった。あくまでもあたしの環境、行った場所で、だけど。travesimも悪くない。悪くないけど、期間やテータ容量のバリエーションが少ないので、使い勝手は微妙かも。なので次回は、期間と地域にも依るけど、最初からnomad simを使うかも。アプリで残り容量がわかるのがいい。travesimは指定された
(引用:X)
個人情報の取り扱いに不安あり?
TRAVeSIMに決めようと思ったけどプライバシーポリシーゆるすぎひん??
(引用:X)
悪い評判・口コミ内容からは、
- 急な予定変更によるキャンセルができない
- 個人情報の取り扱いに不安がある
上記のような声が一部見受けられましたが、正直なところ、悪い評判・口コミはX(旧Twitter)上でもあまり多くは見かけませんでした。
キャンセルについては、「不良品」や「商品に誤りがあった場合」のみ対応可能で、基本的に自己都合でのキャンセルはできない仕様となっています。とはいえ、それ以外に大きなトラブルや不満の声はほとんど見受けられませんでした。
タイには個人情報保護法がなかった
「個人情報の取り扱いに不安がある」と考える方が出てきている原因としては、BerryMobile Co., Ltd.の本社があるタイには2022年6月まで「個人情報保護法」(PDPA:Personal Data Protection Act)が存在しなかったことが関係しているのかもしれません。
タイのPDPA(個人情報保護法)とは?2022年6月1日全面施行の法律のあらましや日本企業の対応要件等を専門家が解説「株式会社TRUSTDOCK」(2022年8月12日)
上記リンク先の記事の中にはタイと日本の個人情報に関する国民意識には違いが見られ、「個人情報の安全性に関する意識は相対的に低い」とも書かれています。
個人情報保護の認識は人によって異なるので何とも言えませんが、このあたりはBerryMobile Co., Ltd.の今後の取り組みに期待したいところです。
他社サービスとTRAVeSIM(トラベシム)の料金比較
周遊型のプランを提供するTRAVeSIMですが、他社と比較した場合はどうなのでしょうか?ここでは周遊型プランを提供している会社のプランを比較してみましょう。
アジア周遊型 |
||
会社 | プラン | ※対象国 |
TRAVeSIM | 5GB/30日間/3,000円 | アジア18ヵ国 |
World eSIM | 5GB/5,340円/5日間 |
アジア21ヵ国 |
trifa | 5GB/3,710円/7日間 |
アジア13ヵ国 |
airalo | 5GB/$20.00 USD/30日間 |
アジア18ヵ国 |
Holafly | データ無制限/4,290円/5日間 |
アジア16ヵ国 |
※eSIMサービスの対応国は現地通信事業者との契約で変更になる可能性があります。購入前に最新の対応国を確認することを推奨しています。
このように、アジア周遊向けのeSIMを比較すると、TRAVeSIMとairaloが最安値であることがわかります。
両者は18カ国に対応し、5GB/30日間の同一プランですが、TRAVeSIMは日本円での価格表示があり、為替レートの影響を受けずに購入できる点が大きなポイントです。
さらに、アプリのインストールなしで簡単に利用を始められる手軽さも魅力のひとつです。
加えて、TRAVeSIMは日本語でのサポート体制が整っており、旅行中にトラブルが発生した際も日本語で対応してもらえる安心感があります。
コストだけでなく、使いやすさやサポート体制を重視する方にとって、TRAVeSIMは非常にバランスの取れた選択肢と言えるでしょう。
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ヨーロッパ周遊型 |
||
会社 | プラン | 対象国 |
TRAVeSIM | 5GB/3,000円/30日間 | 42カ国 |
World eSIM![]() |
5GB/2,146円/30日間 | 35カ国 |
trifa | 5GB/3,920円/31日間 | 43カ国 |
airalo | 5GB/$20.00 USD/30日間 | 42カ国 |
ジャパンコネクト・イーシム | 5GB/1,680円/15日間 | 38カ国 |
Holafly | データ無制限/7,490円/15日間 | 40カ国 |
一方、ヨーロッパ周遊型で他社と比較してみると、TRAVeSIMの料金はそこまで安くないことがわかります。
むしろBeaconLink LLCが提供しているジャパンコネクト・イーシムの方がコスパ面で言ったら優れていると言えるでしょう。ヨーロッパを周遊するのであれば、無理にTRAVeSIMを選択肢に入れる必要はないのかもしれません。
今回は料金面に焦点を当てて他社と比較してみました。コールセンターの内容、アプリ対応・非対応などその他のサービス内容についても比較したい方は下記の記事を参考にしてみてください。
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TRAVeSIM(トラベシム)のメリット
TRAVeSIMの概要、口コミ・評判、他社との比較から見たTRAVeSIMのメリットについてまとめます。
TRAVeSIMのメリット
- アジア周遊型で最安級
- 24時間日本語でのアフターサポート
それでは、ひとつずつ見ていきましょう。
アジア周遊型で最安級
TRAVeSIMのアジア周遊プランは1回3,000円で5GBのデータ容量が複数国で使えるプラン。以下の表を見て頂くとアジア周遊型を提供している海外eSIMの中ではコスパがいいことが見て取れるかと思います。
アジア周遊型 |
||
会社 | プラン | 対象国 |
TRAVeSIM | 5GB/3,000円/30日間 | 18カ国 |
World eSIM | 5GB/5,340円/5日間 | 21カ国 |
trifa | 5GB/5,390円/31日間 | 13カ国 |
airalo | 5GB/$20.00 USD/30日間 | 18カ国 |
Holafly | データ無制限/5,890円/10日間 | 16カ国 |
国を跨ぐ場合でも新たに設定をする手間もありません。
アジア各国を旅する方にとって、TRAVeSIMはきっと心強い味方となってくれるでしょう。
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24時間日本語でのアフターサポート
「えっ!ネットが繋がらない」
異国の地でこんなことが起きたらパニックになってしまうかもしれませんね。
でも安心してください。TRAVeSIMなら24時間、日本語での電話サポートが受けられます。
日本語での電話対応している海外eSIMは他にもありますが、24時間対応しているところはほとんどありません。
トラブルというものはいつ起きるかわかりません。でもTRAVeSIMなら電話対応が24時間受付されているので時差も気にせず相談することができます。

LINEでの有人対応サポートも、日本時間の12時30分から20時30分まで受けることができます。
タイ在住の日本人向けのモバイルサービスを提供しているだけあって、サポート体制はとても充実している海外eSIM、それがTRAVeSIMです。
データの追加購入が可能
TRAVeSIMは、旅行中にデータを使い切ってしまった場合でも、新規で購入せずにデータの追加購入が可能です。
多くのeSIMサービスでは、再登録や新規購入が必要ですが、TRAVeSIMではマイページにて追加したいeSIMを選択しトップアップボタンを押すだけで追加購入できるため、非常に便利です。
これにより、手間が省け、使い勝手が向上します。この利便性こそ、TRAVeSIMがユーザーに選ばれる大きな理由の一つと言えるでしょう。
以下の画像は、TRAVeSIMのマイページからデータ容量の追加ができる画面です。
TRAVeSIM(トラベシム)のデメリット
今度は逆にTRAVeSIMのデメリットについて見てみましょう。
TRAVeSIMのデメリット
- ヨーロッパ周遊は安くない
- アプリ非対応
ヨーロッパ周遊は安くない、種類が少ない
アジア周遊型プランでは抜群のコスパを誇るTRAVeSIMですが、ことヨーロッパ(世界)周遊型プランになるとその限りではありません。
以下の表を見て頂くと、TRAVeSIMの料金は他社と比べてもそう変わりがないだけでなく、ジャパンコネクト・イーシムよりも料金が高いということが見て取れるかと思います。
ヨーロッパ周遊型 |
||
会社 | プラン | 対象国 |
TRAVeSIM | 5GB/3,000円/30日間 | 42カ国 |
World eSIM | 5GB/2,146円/30日間 | 35カ国 |
trifa | 5GB/3,920円/31日間 | 43カ国 |
airalo | 5GB/$20.00 USD/30日間 | 42カ国 |
ジャパンコネクト・イーシム | 5GB/1,680円/15日間 | 38カ国 |
Holafly | データ無制限/7,490円/15日間 | 40カ国 |
このようにみるとジャパンコネクトやWorld esimのほうが圧倒的安さで提供していることがわかります。
アプリ非対応

irumoアプリの例。アプリから残りのデータ量の確認、データ量の追加購入ができる。
一般的に、eSIMサービスでは専用のアプリが提供されており、アプリを通じてデータ使用状況の確認やプラン変更、追加購入などの手続きが簡単に行えることが多いです。例えば、irumoなどでは専用アプリを使って、手軽に操作できるようになっています。
アプリがあると利用状況の確認や手続きが簡単にできるのですが、一方でTRAVeSIMは専用のアプリを提供していません。
もっともTRAVeSIMの公式ページにはアプリを提供していないことについて以下のように説明しています。
TRAVeSIMを運営するBerryMobileは、12年以上にわたりタイでMVNO事業を展開している日系企業です。キャリアから直接調達することにより、中間マージンが入らない分、お客様へは格安で提供が出来ております。また、15~30%が発生するアプリ内課金の手数料をお客様に負担していただくことを避けるため、弊社はモバイルアプリでの提供をしていない分、リーズナブルに提供できております。
引用:TRAVeSIM
つまりeSIMの料金を抑えるために、戦略的にアプリを提供していないということでしょう。
アプリでデータ残量を管理できるeSIMもある
例えばTRAVeSIM同様、アジア周遊型プランを提供しているairaloは専用アプリを提供しているため、アプリからデータ量の残量確認もできますし、データ量の追加購入(1GB 7日間など)も可能です。

(画像引用 : airlao公式)
一方、TRAVeSIMでデータ量が足りなくなった時は、再度新規購入するということになります。
TRAVeSIM(トラベシム)の速度を計測
日本国内(東京都青梅市)にはなりますが、TRAVeSIMの通信速度を4回計測しました。
計測の条件
- 計測端末:iPhone 15(iOS 18.2)
- 計測アプリ:Fast.com
- 計測日:2025年2月27日(木)
- 計測場所:東京都青梅市奥多摩橋付近
TRAVeSIM 実測値 |
平均 実測値 |
1回目 (9:01) |
2回目 (12:01) |
3回目 (15:01) |
4回目 (18:01) |
下り※1 | 32.25Mbps | 44Mbps | 48Mbps | 26Mbps | 11Mbps |
上り※2 | 27.75Mbps | 37Mbps | 31Mbps | 15Mbps | 28Mbps |
※1 下り...ダウンロード速度 ※2 上り...アップロード速度
下り平均は約32Mbps、上り平均は約28Mbpsと申し分ない通信速度でした。
日常使いのネットサーフィンやYouTubeなどの動画視聴も問題ありません。
ただ、地域や時間帯によって通信速度は変わるので、あくまで参考値としてご認識ください。
TRAVeSIM(トラベシム)の使い方
ここではTRAVeSIMの使い方について解説します。画像を使って主に解説するのはiPhoneとなります(iPhone 15 iOS 18.2)。
TRAVeSIMの使い方
- TRAVeSIMの公式サイトにアクセス
- 単国プラン、各周遊プランから選択し購入
- eSIMをインストール(アクティベート)
- eSIMのデータローミングをオンにする
- モバイルデータ通信をTRAVeSIMにする
2025年6月30日までの1GB/500円キャンペーン開催中!
TRAVeSIMでは以下の12か国と地域が対象で、7日間500円から利用できるキャンペーンを2025年6月30日まで実施中です!
期間限定のためお見逃しなく!
対象国・地域
-
韓国
-
中国
-
台湾
-
タイ
-
シンガポール
-
マレーシア
-
インド
-
インドネシア
-
ベトナム
-
フィリピン
-
アメリカ
-
ヨーロッパ周遊(主要42カ国対応)
TRAVeSIMの公式サイトにアクセス
![]() |
まずは、TRAVeSIMの公式サイトにアクセスしましょう。 |
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✓国をまたいでも入れ替え・再設定は不要
利用国、出発日を選択し、メールアドレス認証をする
![]() |
希望プランを選択し、メールでの本人認証をします。 |
認証を済ませ、氏名、住所、支払情報などを入力して購入
![]() |
氏名、住所、日付選択、クレジットカード情報を入力すれば購入手続きは完了です。 |
手続き完了するとQRコード付きのメールが届く
TRAVeSIMの公式サイトでの手続きが終了すると、TRAVeSIMのサポートデスクから申込み完了のメールが届きます。
このメールにはeSIMをダウンロードできるQRコードがついた納品書のファイルが添付されており、QRコードを読み込んでeSIMのアクティベートが完了するとeSIMが使えるようになります。
つまりこの時点で有効期限のカウントがはじまるというわけです。なので、QRコード読み込みは出国直前にするのがおすすめです(eSIMのアクティベートにはWi-Fiなどのインターネット環境が必要)。
QRコード読み込みの期限はQRコードの発行から90日間です。期限切れにならないようご注意下さい。
QRコードを表示させる端末を持っていない場合は?
QRコードを表示させるための端末(スマホやタブレットなど)とQRコードを読み込む端末、つまり実際にeSIMを使う端末の両方を持っていない場合は以下の方法をとってください。
納品書をプリントアウトして用紙に載っているQRコードを読み取る。
あるいは納品書に書かれている「SM-DP」と「ACT CODE」と「確認コード」の3つを実際にeSIMを使う端末の設定から入力する。
これらの方法であれば別の端末を持っていなくてもeSIMが使えるようになります。
QRコードを読み取ってeSIMをインストールする
ここからは日本を出国する直前に行った方が良い設定で、TRAVeSIMをスマホにアクティベート(インストール)する設定となります。
iPhone 15 iOS 18.2での設定
![]() |
設定から「モバイル通信」を選択。「eSIMを追加」を選択。 |
![]() |
「その他のオプション」をタップし、「QRコードを使用」を選択。 |
![]() |
別の端末でQRコードを表示させそれを読み込み、「続ける」をタップ。 |
![]() |
QRコードの読み込み後、モバイル通信設定完了が表示されたらアクティベート作業はOK(Wi-Fi環境が必要)。 |
設定画面の「モバイル通信」に戻って「SIM」の箇所にTRAVeSIMの回線(「モバイルデータ通信」)が表示されていればアクティベートは問題なく完了しています。
ただしこのままでは海外でインターネットが利用できません。最後に
- データローミングをON
- モバイルデータ通信をTRAVeSIMに設定
この2つの操作が必要です。

データローミングをONとは?
→海外滞在中に現地の通信事業者のネットワークを利用してデータ通信を行えるようにすること。
モバイルデータ通信をTRAVeSIMに設定とは?
スマホ端末上で利用するデータ通信用の回線をTRAVeSIMにすること。
それでは続けて操作していきましょう。まずはデータローミングをONの設定からです。
![]() |
設定の「モバイル通信」を選択。「SIM」の箇所にある「モバイルデータ通信」を選択。 |
![]() |
「データローミング」をオンに。「モバイル通信プランの名称」も分かりやすく「TRAVeSIM」に変更。 |
これでデータローミングをする設定は完了です。続いてモバイルデータ通信をTRAVeSIMにする設定です。
![]() |
再度、設定の「モバイル通信」から「モバイルデータ通信」を選択し、「TRAVeSIM」(名称を変更した場合)を選択。 |
最後に①設定の「モバイル通信」の画面で「モバイルデータ通信」の箇所が「TRAVeSIM」になっているかどうか?②「SIM」の箇所で「TRAVeSIM」がオンになっているかどうか?③データローミングがオンになっているかどうか?
この3点を確認してください。問題なければ現地でインターネット通信が利用できるようになります。
そんなケースでは納品書をプリントアウトして用紙に載っているQRコードを読み取る方法。または納品書に書かれている「SM-DP」と「ACT CODE」と「確認コード」の3つを、実際にeSIMを使う端末の設定を使って入力する方法。
このどちらかの方法でもeSIMが使えるようになります。ただし繰り返しになりますが、これら一連の設定の際にはWi-Fiなどのインターネット環境が必要になる点には注意してください。
Androidの設定方法
Androidの場合、設定の画面やユーザーインターフェースは機種によって異なります。
参考までに筆者が所有している「OPPO A73」(Android11)を使って設定した時の方法を文章でご紹介しておきます。
- 設定
- SIMカードおよびモバイルデータ
- eSIM
- 追加
- QRコード読み込み
あとはiPhoneと同じようにデータローミング機能をオンにして、モバイルデータ通信機能をTRAVeSIMに設定すれば完了です。
よくある質問
TRAVeSIMのよくある質問をまとめました。
TRAVeSIMのeSIMはいつ購入・インストールすべき?
eSIMは利用する1週間前ぐらいに購入し、出国直前にインストールすることをおすすめします。
未使用のeSIMの有効期限はある?
QRコードの読み込み期限はQRコード発行(購入後)から30日間です。
データ容量は追加できる?
可能です。マイページから追加したいeSIMを選択し、「トップアップ」のボタンを押すことで、追加購入ができます。
TRAVeSIMはテザリングが使える?
TRAVeSIMはテザリングに対応しているため、利用可能です。
まとめ
この記事のまとめ
- TRAVeSIMとは単国プランから全世界周遊プランまである海外eSIM
- 公式サイトから24時間いつでも購入~利用開始できる
- アジア周遊プランは3,000円で5GBの最安級
- 通信品質も良好
- 日本語による電話サポートが24時間可能
この記事では、単国プランから周遊プランまで対応しているeSIMサービス「TRAVeSIM」について詳しく解説しました。
TRAVeSIMは、リニューアルによってプランの幅が広がり、ますます注目を集めている海外向けeSIMサービスです。日本語対応のサポート体制が整っており、初めて海外でeSIMを使う方でも安心して利用できます。
特に人気なのがアジア周遊プラン。
5GBで3,000円というコストパフォーマンスの高さが魅力で、サポート面でも評価されています。
また、一部の国では1GBあたり500円という期間限定キャンペーンも実施中。今なら、さらにお得に購入できるチャンスです。
料金体系がシンプルでわかりやすく、旅行先でもスムーズにインターネットを利用可能。次の海外旅行では、TRAVeSIMのeSIMを通信手段のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか?
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