iPhone 17シリーズの発売日の2025年9月19日、ドコモではeSIM対応端末においてeSIMが開通できないトラブルが発生。その結果、電話、データ通信、SMSなどのサービスを利用することができない事象に見舞われた方が多くいました。
このニュースを受けて、「eSIMって怖い」「そもそもSIMやeSIMって何?」と思われたドコモユーザーの方もいるでしょう。
この記事ではSIMやeSIMとは何なのか?ドコモで契約する際にはSIMかeSIMどちらが良いのか?それぞれのメリット・デメリットを交えて分かりやすく解説していきます。
Contents
docomo契約時はSIMとeSIMはどっちがいい?違いを解説
ここではSIM、eSIMの大まかな違いについて、そしてドコモを契約する際はSIM、eSIMどちらがいいかについて解説します。
SIMとは電話番号などの契約者情報が記録されたICチップ

SIMとは「Subscriber Identity Module」の頭文字を略したもので、携帯電話、スマートフォン、タブレットなどの通信機器に差し込んで使われるICチップです。
SIMには電話番号や契約者情報、通信に必要なデータが書き込まれており、SIMがあることによって私たちは電話、データ通信、SMSなどの通信を利用することができます。
一部例外もありますが、ドコモで販売されている機種で機種変更をする場合は、他の機種にSIMを差し替えるだけで電話、データ通信、SMSを利用することが可能です。

SIMカードを差し替えれば新しい機種で通信が可能。

発売年が古い機種から機種変更する場合は、ドコモショップやドコモオンラインショップでSIMの種類を変更する必要がある場合もあります。
一台の端末に入れられるSIMは1枚が一般的
iPhone、そして大手通信キャリアから販売されているAndroidに差し込めるSIMは一枚だけ。なので複数のSIMを一台の端末に入れて複数の回線を利用する、といった使い方はできません。
「OPPO Reno14 5G CPH2737」のように一部のSIMフリースマホは複数枚の物理SIM(以下、SIMカード)を入れると、複数の回線を一台の端末で利用することが可能。ですが、日本国内では複数枚のSIMカードが入るデュアルSIM対応のスマートフォンは多く流通していません。
eSIMとはオンライン手続きで契約情報をダウンロードできるSIM

eSIM(Embedded SIM)とは端末に内蔵されているSIMです。
電話番号、契約者情報など、通信に必要なデータは「eSIMプロファイル」としてデジタル化されています。利用者はインターネットを介して通信事業者からこれを端末にダウンロード・インストールすることによって、通信が利用できるようになるというわけです。
機種変更時はインターネットを経由しなくとも、BlueToothを使ってeSIMを転送するサービスをドコモは提供していますが、一般的にはインターネットを経由することによってeSIMは使えるようになります。
一台の端末にインストールできるeSIMは複数
eSIMに対応している端末には複数のeSIMをインストールすることができます。複数のeSIMがインストールされていれば、複数の通信事業者の回線を一台の端末で利用することも可能です。
ただしインストールはできますが、利用できる状態にしておくことができるeSIMの最大数は「2つ」です。機種によっては、利用できる状態にしておくことができるeSIMの数は1つだけということもあるので注意しましょう。
以下の画像は筆者のiPhoneの設定画面です。インストールしているeSIMは「povo2.0」の1つだけで、「mineo」はSIMで運用していますが、こういったやり方でも複数の通信事業者の回線を一台の端末で利用することができます。

筆者の場合、「mineo」をデータ通信用、「povo2.0」を音声通話用として運用。
SIMとeSIMどっちがいい?
ドコモの機種を契約する際、SIMとeSIMどちらを選べば良いのか?
細かくは次の章から解説していきますが、結論から言うと「iPhone 17シリーズなどのeSIM専用機を使う場合」あるいは「ドコモ以外の通信事業者の回線とドコモの回線を併用する場合」はeSIMを選ぶようにしましょう。
上記に当てはまらない方はSIMを選ぶことをおすすめします。
これまで解説したことを踏まえ、SIMとeSIMの違いをまとめると以下のようになります。
SIM
- 物理的なICチップ
- 端末に抜き差しして使う
- 一台の端末に入れられるSIMは1枚
eSIM
- SIMがデジタル化されたもの
- インターネットを介して情報が書き込まれる
- 一台の端末にインストールできるeSIMは複数
- 一台の端末で複数の通信会社の回線を併用できる
SIMのメリット3つ
SIMとは事前に電話番号や契約者情報などのデータが書き込まれ、端末に抜き差しして使うものという解説をしてきました。ここではSIMのメリットを3つまとめてみたいと思います。
対応する機種が多い
ドコモで販売されているスマートフォンは、ほとんどの機種でSIMを入れられるスロットが搭載されています。
ただし今年の9月に発売されたiPhone 17シリーズは、全キャリアで以下、SIMカードを入れられない仕様になりました。このiPhoneの流れを受けて、将来的にはAndroidでも以下、SIMカード非対応の機種が増えてくるかもしれません。

かつて楽天モバイルから販売されていた「Rakunten Hand」「Rakuten Mini」は以下、SIMカードなSIMを入れられない仕様となっています。
機種変更時はSIMを交換するだけで利用可能

機種変更時にはSIMを交換するだけで利用ができます。
機種変更時に行うことは端末の電源を切って機種変更前の機種からSIMを抜く。抜いたSIMを機種変更後の機種に入れて、電源を入れる。
ただこれだけです。
eSIMのようにeSIM自体を再発行したり、Bluetoothを使って端末間でeSIMの転送したり、といった操作は一切必要ありません。
故障時はSIMを抜いて別の機種にSIMを挿して使えば良い
端末が故障して修理に出す際は端末の初期化が必要ですが、SIMの場合は端末を初期化して、SIMを抜きそれを別の端末に差し替えるだけで修理にだすことができます。
一方eSIMの場合で端末を修理に出し、他の端末で使えるようにするためには、機種変更の時と同様に、eSIM自体の再発行やeSIMの転送といった処理が事前に必要です。
SIMのデメリット3つ
今度はSIMのデメリットを見ていきましょう。考えられるデメリットは以下の3つです。
オンラインストア購入ではSIMの到着を待つ必要がある
ドコモオンラインストアにてSIMの種類変更が必要な機種変更をする方や、端末だけ別に購入し、SIMの新規発行をドコモオンラインストアで行う方。
これらに該当する方は、SIMがドコモから発送されて自宅に到着するまでは通信を利用することができません。
SIMが自宅に届くまでの日数は最短で2日。一般的には数日かかります。すぐに新しい端末を利用したい方にとって、日数がかかることはデメリットと言えるでしょう。
SIMに傷がつくと通信ができなくなる

SIMは抜き差しして使うものですが、普段はずっと端末の中に入れたままの状態で私達は使います。
なのでそう起こることではありませんが、時にはSIMに傷がつくなどの破損が原因により、端末で読み込みできないといったケースもたまに発生します。事実、5年前まで筆者はワイモバイルショップで勤務していましたが、SIMの破損でSIM交換の手続きをすることもたまにありました。
普段から複数の端末を利用していて、SIMを入れ替える機会が多い方は、SIMの取り扱いには注意しましょう。
SIM再発行には手数料がかかる
破損、あるいは紛失など何らかの原因でSIMの再発行をする際は再発行手数料として4,950円(税込)がかかります。
人によってはこの手数料はかなり負担に感じる方もいると思われます。
eSIMのメリット3つ
端末に内蔵されており、後からeSIMプロファイルのダウンロード、あるいはeSIM転送によって通信ができるeSIM。そんなeSIMのメリットは3つあります。
オンラインで契約後、すぐに使える
端末は事前に用意したものを使い、ドコモのSIMだけ発行する必要がある場合、eSIMであればオンラインで契約後、すぐに使うことができます。
SIMを選んだ場合は、その到着を待つ必要がありますが、eSIMであればeSIMプロファイルをダウンロード・インストールすれば良いためです。
SIMと併用することによりデュアルSIM運用が可能
デュアルSIM運用とは一台のスマートフォンにSIMを2つ使えるようにし、2つの回線を併用して使う運用方法です。
デュアルSIM運用をすれば片方を通話用に、もう片方をデータ通信用に使うといったことも可能。
あるいは片方をドコモ回線が使えるSIMにし、もう片方をau回線やソフトバンク回線が使えるSIMにする。仮にどちらかの回線が通信障害に遭ったとしても、もう片方の回線で通信を利用する、といった緊急的な使い方も可能になります。
もちろん「OPPO Reno14 5G CPH2737」のように一部のSIMフリースマホは複数の以下、SIMカードを入れる機能を有しているので、以下、SIMカードを2枚用いることでデュアルSIM運用ができる場合もあります。
しかし日本国内で販売されているほとんどのスマートフォンは、1枚の以下、SIMカードしか入れることができません。故に「1枚の以下、SIMカードと1つのeSIMを利用」あるいは「2つのeSIMを利用」といった方法で、デュアルSIM運用が可能になるというわけです。
紛失や破損のリスクがない
例えばSIMであれば第三者によって端末からSIMを抜き取られ、そのSIMを他の端末に挿し替えれば悪用されるといったリスクもあるかもしれません。
しかしeSIMは端末に内蔵されてるため、SIMと異なり紛失や破損のリスクがありません。
eSIMのデメリット5つ
今度はeSIMのデメリットを見ていきましょう。考えられるデメリットは以下の5つです。
eSIMのデメリット
古い機種だとeSIM非対応機種がある
eSIMに対応しているスマートフォンは、iPhoneだと2018年に発売されたiPhone Xs、iPhone XS Max、iPhone XR以降のモデル。Androidだと2019年以降に発売されたGoogle Pixel、2022年以降に発売されたGalaxy、AQUOS、Xperiaなどが該当します。

つまり上記の年より前に発売されたスマートフォンはeSIMには対応していないため、全てのスマートフォンでeSIMが使えるというわけではありません。
eSIMのダウンロードにはWi-Fiが必要
ドコモのeSIM転送非対応の端末でこれからeSIMを利用しようとする方は、Wi-Fi経由でeSIMプロファイルのダウンロードが必要になります。
自宅にWi-Fiがある方は問題ありませんが、そうでない方はWi-Fiが使える環境で手続きをする必要があるため、少々面倒になるでしょう。
ちなみにWi-Fi経由でのeSIMプロファイルのダウンロードが不要なケース、つまりeSIM転送が利用できるケースは、ドコモを既に契約しており、eSIM転送対象の機種で、以下に該当する場合のみです。
eSIM転送が利用できるケース
- 利用中の機種から新しい機種に切り替える場合
- 同一機種でSIMからeSIMヘ変更する場合
eSIM転送対象の機種は後述の「eSIM転送に対応している機種を使っている場合」にてまとめています。
eSIMの再インストールが必要
機種変更時はeSIM転送、またはWEB上でeSIMの申し込みをし、eSIMプロファイルのダウンロードと再インストールといった手続きが必要になってきます。
SIMの場合は機種変更の際、SIMを古い機種から新しい機種へ入れ替えるだけで使えるようになりますが、eSIMの場合は端末上での操作が必要になるので一手間かかります。
故障時、別の機種にeSIMを移行するのが面倒
端末が故障して修理に出す際、端末の初期化が必要です。
修理に出している間、代替機などの他の機種でeSIMを使えるようにするためには、機種変更の時と同様にeSIM転送をする。あるいはWEBでeSIMの申し込みをし、eSIMプロファイルのダウンロードと再インストールといった手続きが必要になってきます。
しかし仮に端末が故障し電源が入らなくなってしまった場合は、eSIM転送はできません。その場合はeSIMプロファイルのダウンロードと再インストールの方法を取る必要がありますが、Wi-Fi環境下で手続きや設定が必要になり、少々面倒に感じる方もでてくるでしょう。
誤ってeSIMを削除してしまい、一切通信が利用できなくなるリスクがある
インストールしたeSIMを誤って削除してしまい、一切通信が利用できなくなる。
これこそがeSIMの最大のデメリットであると筆者は考えます。
以下の画像はiPhoneにおけるモバイル通信の設定画面(povo2.0)ですが、簡単な操作でeSIMを削除することができてしまうことがお分かり頂けるかと思います。


そう思う方もいるかもしれませんが、誤ってeSIMを削除してしまう方は後を絶ちません。
esim削除してしまいiPhone17移行できず…どうしたらいいのドコモ՞ඉ ̫ඉ՞
— ぽんこつ (@pon_nyqn) October 11, 2025
一度eSIMを削除してしまうと、ドコモオンラインショップ(WEB)では再発行ができません。ドコモオンラインショップセンターへ電話をするか、ドコモショップへ行き、4,950円(税込)の事務手数料を支払ってeSIMを再発行する必要があります。
もうこれ再発行じゃね?と思い、
近所にドコモショップあったことに気づいて5000円弱払ってeSIM再発行。
その際、元のeSIMは削除しておいた。これで全て解決。
— Akiko Suzuki (@akiko55915) September 21, 2025
ちなみにドコモショップで勤務している知人から話を聞いてみたのですが、「誤ってeSIMを削除し、ドコモオンラインショップセンターへ電話するも、結局はドコモショップに誘導される。結果として4,950円(税込)の事務手数料を支払ってeSIMを再発行するという方が多い」とのことでした。
eSIMの契約を検討している方は、「理由がない限りeSIMの削除はしない」ということを念頭に置いておいてください。
docomo契約時にSIMが合っている人
これまでの内容を踏まえてドコモ契約時にSIMが合っている人は以下の条件に該当する方です。
SIMが合っている人
面倒な手続きや設定が苦手な方
機種変更の際、SIMであればドコモオンラインショップでのeSIM再発行の手続きやeSIMプロファイルのダウンロード・インストール、あるいはeSIM転送の設定も必要ありません。
誤ってeSIMを削除するリスクもなくなるので、スマートフォンの設定や操作が苦手な方はSIMを契約するようにしてください。
ドコモの回線しか使用しない方
1台のスマホでドコモの回線しか使用しない方はeSIMを選択する必要もないでしょう。
ただしiPhone 17シリーズの様に、eSIM専用端末を使用する場合はその限りではありません。
ドコモの回線を複数の端末で頻繁に使い回す方
日常生活においてドコモの回線を複数の端末で頻繁に使い回す方は、抜き差しだけで利用ができるSIMの方が便利です。
docomo契約時にeSIMが合っている人
ドコモ契約時にeSIMが合っている人は以下の条件に該当する方です。
ドコモ以外の回線でデュアルSIM運用したい方
一台の端末でドコモとドコモ以外の回線を使ってデュアルSIM運用したい方はeSIMを選びましょう。
デュアルSIM運用の一例として筆者のケースをご紹介します。
ドコモではありませんが、筆者はデータ専用として「mineo」のデータSIMをSIMとして契約し、音声通話用として「povo2.0」をeSIMで契約して運用しています。
| mineo (SIM) |
povo2.0 (eSIM) |
|
| データ容量 | 1GB or 50GB |
ー |
| 基本料金 | 880円 or 2,695円 |
0円 |
| パスケット※1 | 110円 | ー |
| 合計 | 990円 or 2,695円 |
|
※料金は税込。
※1 余ったデータ量を永年繰り越せるオプション。50GBのプランは無料。
※2025年11月16日時点。
在宅勤務がメインで電話はほとんどかけない・外出も少ない筆者の毎月の使用データ量は約7GB〜10GB程度。ですが月によってデータ利用量には偏りがあり、10GBを超える月もあります。
データ容量の大きいプランを契約し、データくりこしを提供している格安SIMを契約するという方法もあるでしょう。しかし余ったデータ量がくりこせるのは翌月までのところがほとんど。そうなると使いきれずに消滅してしまうデータ量が発生するデメリットがでてきます。
そこで余ったデータ量は永年くりこせるmineoの月額110円(税込)の「パスケット」というオプションを契約。約半年間の内、一ヶ月だけ1GBあたりの料金が安い50GBを契約し、残りの期間は1GBのプランにプラン変更。データ量が無くなってきたら再度50GBにプラン変更。基本的には毎月990円(税込)+通話料で運用。
このような運用で無駄を極力省いています。
このようにデュアルSIM運用を活用すれば、使い方の自由度が格段に広がります。興味がある方は是非試してみてください。
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契約手続き後、すぐに回線を使いたい方
ドコモオンラインショップでeSIMを発行してドコモの契約手続きをすれば、即日で回線が使えるようになります。
SIMの到着を待つ時間的な猶予が無い方はeSIMでの手続きをしましょう。
iPhone 17シリーズに機種変更する方
日本国内で販売されているiPhone 17シリーズはSIMを入れるスロットは搭載されていません。なのでiPhone 17シリーズに機種変更する予定の方はいやが応でもeSIMを選択するしかありません。
よくある質問
ドコモのeSIMについてよくある質問をまとめます。
よくある質問
docomo SIMからeSIMへの切り替え方法は?
ドコモを既に契約している方でSIMからeSIMへ切り替える方法は①「eSIM転送に対応している機種を使っている場合」②「eSIM転送に対応している機種を使っていない場合」で分かれます。
eSIM転送に対応している機種を使っている場合
eSIM転送に対応している機種を使っている場合は、ドコモオンラインショップでのeSIM切り替え手続きは不要で、端末の設定から行うことができます。ただし「iPhone⇄Android」ではeSIM転送は利用することができませんので注意してください。
- iPhone 17シリーズ
- iPhone 16シリーズ
- iPhone 15シリーズ
- iPhone 14シリーズ
- iPhone 13シリーズ
- iPhone 12シリーズ
- iPhone 11シリーズ
- iPhone SE (第3世代)
※iOS 16.4以上へのアップデートが必要。
- Google Pixel 10 Pro Fold
- Google Pixel 10 Pro XL
- Google Pixel 10 Pro
- Google Pixel 10
- Google Pixel 9a
- Google Pixel 9 Pro Fold
- Google Pixel 9 Pro XL
- Google Pixel 9 Pro
- Google Pixel 9
- Google Pixel 8a
- Google Pixel 8 Pro
- Google Pixel 8
- Samsung Galaxy Z Fold7 SC-56F
- Samsung Galaxy Z Flip7 SC-55F
- Samsung Galaxy A36 5G SC-54F
- Galaxy A25 5G SC-53F
- Galaxy S25 Ultra SC-52F
- Galaxy S25 SC-51F
- Galaxy Z Fold6 SC-55E
- Galaxy Z Flip6 SC-54E
- Galaxy S24 Ultra SC-52E
- Galaxy S24 SC-51E
- Galaxy Z Fold5 SC-55D
- Galaxy Z Flip5 SC-54D
- Galaxy A54 5G SC-53D
- Galaxy S23 Ultra SC-52D
- Galaxy S23 SC-51D
- Galaxy A23 5G SC-56C
- Galaxy Z Fold4 SC-55C
- Galaxy Z Flip4 SC-54C
- Xperia 10 VII SO-52F
- Xperia 1 VII SO-51F
- Xperia 10 Ⅵ SO-52E
- Xperia 1 Ⅵ SO-51E
- AQUOS sense10 SH-53F
- AQUOS R10 SH-51F
- AQUOS wish5 SH-52F
- AQUOS R9 pro SH-54E
- AQUOS sense9 SH-53E
- AQUOS wish4 SH-52E
- AQUOS R9 SH-51E
- arrows Alpha F-51F
- motorola razr 60d M-51F
eSIM転送のやり方についてはドコモ公式サイトからご確認ください。
eSIM転送に対応している機種を使っていない場合
eSIM転送に対応している機種を使っていない場合はWEBでeSIMの申し込みをする必要があります。契約しているプランによって申込先が異なり以下のようになっています。
申込先
- ドコモ MAXやeximoなどドコモのメインブランドの料金プランを契約している場合
→ドコモオンラインショップ - ahamoを契約している場合
→ahamo公式サイト - irumoを契約している場合
→irumo公式サイト
docomo eSIMの再発行の方法は?料金はかかる?
eSIMの再発行の受付窓口はドコモショップかドコモオンラインショップセンター※のどちらかのみとなっています。
※ドコモの携帯電話から#8067 一般電話から 0120-131-067
再発行手数料は4,950円(税込)です。
eSIMに対応しているドコモの機種は?
iPhoneの場合は2018年に発売されたiPhone Xs、iPhone XS Max、iPhone XR以降のモデル。Androidの場合は2019年以降に発売されたGoogle Pixel、2022年以降に発売されたGalaxy、AQUOS、XperiaなどがeSIM対応端末となっています。
SIMとeSIMの料金や機能は違う?
ドコモの場合はSIMとeSIMに料金面や機能面では差がありません。
まとめ
この記事のまとめ
- SIMとは電話番号などの契約者情報が記憶されたICチップ
- eSIMとは端末に内蔵された書き換え可能なSIMのこと
- ドコモの回線しか使わないのであればSIMがおすすめ
※ただしiPhone 17シリーズを使う場合はeSIMしか選択不可 - SIMは抜き差しすれば使えるので機種変更時や故障修理時に楽
- SIMは破損すると使えなくなる。紛失・盗難にも注意が必要
- eSIMはデュアルSIM運用をする際に便利
- オンラインで契約してすぐ使いたい場合はeSIMがおすすめ
- 破損のリスクはないが、eSIMを削除すると一切通信ができなくなる
- eSIM再発行は原則、ドコモショップ。事務手数料は4,950円
以上、この記事では「ドコモで契約する際はSIMかeSIMどちらが良いのか?」についてSIM、eSIMそれぞれのメリット・デメリットから考察してきました。
eSIMはオンラインで契約するとすぐ使えますし、何よりデュアルSIM運用をしたい方にとっては重宝するでしょう。
しかしその反面、機種変更の際にはWEBで申し込みや端末上での設定が必要になる手間が発生します。「誤ってeSIMを削除してしまった」なんてことになったらもう大変。通信は一切利用できなくなりますし、再発行をするには手間も費用もかかってしまいます。
eSIM専用端末であるiPhone 17シリーズの利用やデュアルSIM運用を検討していない方は、SIMでの契約を強くおすすめします。


